日本の地上デジタル放送の開始時期
日本国内の各放送局の親局は、以下の順に放送を開始している。
2003年
12月1日 午前11時より東京・大阪・名古屋の3大都市圏の一部地域で開始された。
2004年
10月1日 3大広域圏以外の地方都市としては初めて富山のKNBとNHK富山が、また、関東広域圏内で唯一県域の地上波テレビ放送局がなかった茨城のNHK水戸がそれぞれ開始した。本放送初日の開始時刻はほとんどの局が午前11時である(一部の放送局(主に民放)や中継局からのデジタル放送の本放送開始時刻は、その日の早朝(午前4時~6時の間)の放送開始時間〈1日の起点開始時間〉から)。
11月1日 岐阜のNHK岐阜で開始
12月1日 神奈川と兵庫で開始
2005年
4月1日 岐阜のGBS、三重、滋賀のNHK大津、京都、奈良のNHK奈良で開始
6月1日 静岡のNHK静岡とSBS、和歌山のNHK和歌山で開始
11月1日 静岡のSDT・SUT・SATVで開始、3大都市圏外で全局開始したのは静岡県が最初。
12月1日 東北地方のNHK全局、宮城のTBC・OX・MMT、山形のYBCとTUY、栃木、埼玉で開始(NHK総合テレビは1日の起点開始時間にあたる4時20分に本放送を開始。他の局も1日の起点開始時間にあたる時刻の本放送開始)
2006年
4月1日 新潟のNHK新潟・BSN・NST、長野のNHK長野、千葉、山梨のNHK甲府、奈良のTVN、福岡のNHK福岡、沖縄のNHK沖縄で開始
5月1日 福井で開始
6月1日 北海道のNHK札幌と民放全局(5局)、秋田のABS、山形のYTSとSAY、福島の民放全局(4局)で開始
6月18日 宮城のKHBで開始(当初は翌7月1日のスタートだったが、テレビ朝日が同日にFIFAワールドカップ2006の中継を行う事に伴い繰り上げ)
7月1日 青森の民放全局(3局・RABが午前5時45分から、ATVが午前6時30分から、ABAが放送開始時間からそれぞれ開始)、山梨の民放全局(2局)、石川のNHK金沢・MRO・ITC・KTK、福岡のRKB・TNC・FBS・TVQで開始
9月1日 群馬で開始
10月1日 岩手の民放全局(4局)、秋田のAKTとAAB、新潟のTeNYとUX、長野の民放全局(4局)、富山のTUTとBBT、石川のHAB、滋賀のBBC、和歌山のWTV、鳥取、島根、広島、山口、徳島、愛媛、高知、福岡のNHK北九州で開始
12月1日 放送大学(関東広域圏)、岡山、香川、福岡のKBC、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の民放全局(3局)で開始。これにより、全ての都道府県庁所在地では地上デジタル放送の受信が可能となった。またこの受信可能を記念して12月1日を「デジタル放送の日」と制定した。
2007年
10月1日 北海道のNHK函館・NHK旭川・NHK帯広・NHK釧路・NHK北見・NHK室蘭で開始。これにより、北海道内全世帯の約8割で地上デジタル放送の受信が可能となった。
2006年12月1日以降は全ての都道府県庁所在地で地上デジタル放送が受信可能になっている。全国各地の中継局は、親局設置以降、2010年に掛けて順次設置中である。中継局がまだ整備されていない市・町・村や離島では視聴できない場合もある。
広域圏内を除いた地方局は、富山(NHK・KNB)→静岡→東北→甲信越・福岡・沖縄→北海道・北陸→中・四国(岡山・香川を除く)→九州の大半・岡山・香川という順序で開始された。
これは中・四国(特に岡山や香川)や九州には他の地方に比べて中継局が多く、また瀬戸内海や有明海を伝播してのスピルオーバーも多数見られる事から、アナアナ変換に時間が掛かる事が原因となっている。しかし、中継局が少なく、スピルオーバーの影響がない福岡と沖縄の両県は九州地方の目標開始月の2006年12月ではなく8ヶ月早い4月にNHKで先行放送が開始された(しかしすべての局で開始されるのは12月)。逆に、海を隔てて2つの県に跨って放送しており他県でも視聴者が多い岡山・香川地区(特にTXN系列のTSC)は中・四国の他の県の放送開始である10月より2ヶ月遅い12月に放送が開始された。
「デジタル放送」 に関連するツイート
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そう言えばPS3は3色端子の出力端子あったなぁw 地上デジタル放送への移行時期で、まだブラウン管テレビも多かった時代に出たゲーム機だった…よね?
71 受信料なんて本来スクランブルが出来ない時代の苦肉の策でしか無かったろうにな デジタル放送になってBCAS必須になった時点でスクランブル出来るんだから法改正すべきだった それが存在としての正しさだろうに
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Last update:2016/12/8
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